柏高校は、例年、生徒数全体の99%以上(約950人)が自転車通学者という、日本有数の自転車通学校です。我が校PTAでは、次のような安全対策に取り組んでいます。
1.PTAによる新入生全員を対象にした交通安全テキストの作成
在校生の事故の様子なども盛り込んで、柏校での自転車通学に必要と思われる事柄を大きく5項目にわけ、問題集形式でまとめました。生徒たちは問題を解き、解説を読んで、6つのアンケートに感想を書き込みながら、正しい行動、考え方を身に付けるよう工夫してあります。テキストは全29ページで、そのうち9ページ分は解答用紙として別冊になっており、提出が義務づけられています。 本年度の新入生からスタートし、今後各学年の学期末ごとに、その学期の通学時の危険度を把握するためと、子供たちの交通安全意識の向上のために、その学年にあったアンケートを実施していきます。 本年度の新入生の交通安全テキストで行われたアンケートとその結果はコチラです。
2.自転車横断帯
現在、通学路に3本の自転車横断帯が設置されていますが、自転車通学に不可欠な「自転車横断帯」の存在が、ドライバーにあまり知られていないことから、子供たちからの苦情も多かったため、柏警察署に協力を依頼し、PTAでドライバー向けの啓発ビラを作成し、この4月から配布をおこなっています。このビラ配りは年5回(合計20日間)を予定し、4月の配布時には、通学時の交通量(通常1時間あたり800台)が4割ほど少なくなりました。とくにマナーの悪かったドライバーの減少が顕著で有効性を実感しました。今年も新たに1本、自転車横断帯が設置される予定です。
3.賠償保険の知識を持つための講演会
自転車事故に備えて、ほとんどの生徒が加入している賠償保険の知識や事故にたいしての保護者の理解を深めるため、(社)日本損害保険協会によるPTA講演会を2学期に予定しています。
4.PTA役員・学校職員向けに、これまでの柏高校における交通安全対策の経緯や心構え、基礎知識を書いた文書の作成(全9ページ)。
子供たちの交通事故に対し、PTA役員・学校職員が共通の認識で立ち向かうため、協力してくださっている関係行政の動きや考え方をも含めて書かれています。いままで漠然としていた身近な危機である交通事故を現実的な問題として分析し、専門的な知識無しでは道路交通法がどれほど大きな人生の落とし穴になるのかを理解してほしいと考えまとめてあります。