全高P連NEWS

 

    各 都 道 府 県 市 高 P 連 便 り

  全国津々浦々で活躍している高校生やPTAを各県高P連から推薦していただき、このホームページで紹介することにしました。「おらが県自慢の高校生やPTAの活動」を順次紹介していきたいと思います。自薦他薦いずれでも結構ですので、各県P連事務局を通してお知らせください。最終的には、全50都道府県市からの記事を掲載したいと思います。


   W 鹿児島県   鹿児島県PTA連合会HP→http://www.j-bee.com/kagokenpta/

今回は、鹿児島県PTA連合会の活動を取り上げました。
すでにご存知の方もいると思いますが、鹿児島県PTA連合会は全国唯一、国・公・私立の小・中・高・盲・聾・養護学校全校種の連合体です。それ故、PTA新聞も、小・中・高版として、半分以上を共通内容としています。
その活動の基本方針は、保護者と教師が一致協力して教育活動を進める民主的な団体として、児童生徒の健全な育成を目指し、生涯学習の視点に立った諸活動の展開、となっています。


 


県PTA連合会の重点運動

「一家庭一家訓」「食育」「我が家の教育の日」の設定・普及

県PTA連合会では、「一家庭一家訓」「食育」を重点事項として取り組んで4年目、「我が家の教育の日」については、3年目に入りました。昨年11月に行った各家庭での取り組み状況の調査結果がありますので、紹介します。

(1) 「一家庭一家訓」  (取り組み状況のグラフは→こちら

各家庭での取り組み状況の全校種平均は、50%強となっています。校種別に見ますと、小学校で60%に達し、高校で13%弱となっています。やはり、保護者が小学校段階からの躾の重要性を感じていることが読み取れます。
家訓の内容は、あいさつや整理整頓など基本的生活習慣に関すること、家事手伝いなどの家庭生活に関すること、思いやりの心や感謝の心、最後までやり抜く心などの道徳的実践項目となっています。
各家庭での実践化を図るために、学校や単位PTAでは、
@ 各学年でテーマを決めて各家庭で実践 
A 「親子で取り組む躾3か条」を年間テーマとしての取り組み 
B 各家庭の家訓とねらい、具体策をまとめて全戸に紹介
C 家庭教育学級で「我が家の家訓入りカンレンダー」の作成 
などの工夫をしています。
成果として、家庭では、
@ 家訓を決めることにより、意識して生活し、生活にメリハリができた。
A 親子が互いに家庭生活を見直す機会になった。
B 母親、父親がしつけについて話し合う場が得られた。

(2)食 育  (取り組み状況のグラフは→こちら

各家庭での取り組み状況の全校種平均は、45%となっています。校種別に見ますと、小学校で53%強、高校で15%前後となっています。
  単位PTAとしての具体的取り組み事例は、
@ 親子で作る料理等のレシピの家庭配布
A 朝食の重要性に関するアンケート調査の実施、その結果のPTA新聞での広報
B 学校農園を活用した親子共同栽培、共同調理の取り組み
C 学校保健委員会、学級PTA、家庭教育学級等で栄養士、養護教諭による講話や実技指導
  その成果として、家庭では
@ 朝食をとる家庭が増え、栄養のバランスを考えた食事を作るようになった。
A インスタント食品、レトルト食品の使用など、「食の安全」についても気をつけるようになった。
B 親子共同栽培や共同調理を通して、子どもとの会話の機会が増えた。

(3)我が家の教育の日  (取り組み状況のグラフは→こちら

各家庭での取り組み状況の全校種平均は、15%となっています。校種別に見ますと、小学校で18%強、高校で5%前後となっています。「一家庭一家訓」や「食育」に較べると低調のようです。
  具体的取り組み事例としては、
@ 「ノーテレビデー」「家庭読書の日」などの設定
A 家庭での生活体験、自然体験の実践
その成果として、家庭では
@ 家族の一員としての自覚、つながりが深まった。
A 保護者の子育てへの意識が高まった。特に、父親の子育てへの関心が高まり、子どもと関わる機会が増えた。

わが家の家訓  約束事 〜自分を律し、子を律する〜

  『最近の若者は・・・』という言葉を耳にされたことがあると思います。それをつい口にする年齢になりました。この言葉は、昔から存在し続けたものです。しかし、かって、若者であっただろう父は素晴らしかった、母親は強かった、という感慨が起こってきます。
  その父、母に比べて、今、父親である私は、将来においてでも、わが子に素晴らしい父親だと思われるだろうか、と内心忸怩たる思いがします。
  1学期末にわが校のPTA新聞で、「わが家の家訓」ということで、アンケートを実施しましたが、私の家庭では、「人に迷惑を掛けない・誠実でありたい」ということを実践しているつもりです。誠実であったつもりでも独りよがりではなかったか、と反省するときもありますが、幸い子どもも少しは意識してくれているようで、安らぎを覚えます。
  我々の存在の根源は、家庭にあります。鳥がねぐらから巣立ち、また帰るように。自分を律し、子どもを律するわが家の約束事は、どの家庭でも必要ではないでしょうか。 (小M泰次 県立串木野高等学校PTA会長)

      [鹿児島県PTA新聞 平成17年1月20日発行 2月号より転載]