全高P連NEWS

 

 

各 都 道 府 県 市 高 P 連 便 り

この欄では全国津々浦々で活躍している高校生やPTAを各県高P連から推薦していただき、このホームページで紹介することにしました。「おらが県自慢の高校生やPTAの活動」を順次紹介していきたいと思います。自薦他薦いずれでも結構ですので、各県P連事務局を通してお知らせください。最終的には、全50都道府県市からの記事を掲載したいと思います。


]]U. 宮 崎 県

「青少年の健全育成とPTA活動」 〜宮崎県立高鍋農業高等学校
  −
 http://www.miyazaki-c.ed.jp/takanabe-ah/

平成19年度九州地区高等学校PTA連合会大会まごころ長崎大会(平成19年6月21日・22日開催)において、「青少年の健全育成とPTA活動」のテーマで、宮崎県立高鍋農業高等学校PTA会長が、特色ある教育活動を発表しました。その概要を紹介いたします。

 


学校があります高鍋町を少し紹介させていただきます。高鍋町は宮崎市から北へ約30Km、縦に長い宮崎県のほぼ中央部の海岸沿いにあります。人口は2万2千人、面積は宮崎県内では一番狭い行政区ですが、町内には県立高校が二校あり、さらに、県の農業大学校、私立の農業系四年制大学があり、教育機関には恵まれております。また、江戸時代には旧高鍋藩(秋月藩)3万石の城下町としての歴史を持ち、その藩校「明倫堂」から多くの人材を輩出し、これらにより教育・文教の町と言われております。明倫堂は藩校にもかかわらず身分を問わず町人や農家からも生徒を受け入れ、医学まで教えておりました。そして、全寮制を採っていたそうです。

その、藩校明倫堂の跡地に、明倫堂の教えを引き継いで本校は明治36年に創立され今年で104年目を迎えます。校訓が4つ書いてありますがこれは明倫堂の精神を表したものです。

本校の特色はなんと言っても、文科省の指定を受けた農業経営者を育成する全寮制の学校だということです。食品化学科以外の生徒は、全員3年間の寮生活を送ります。

昭和30年代、高度経済成長期の中、全国的に農業高校卒業生の就農率が低下し、農業後継者の減少により日本農業に危機感が広がっておりました。そこで国は農業自営を志す人を集めて知識、技術の習得と人格形成を目的に、当時の文部省が全寮宿泊制度と一体化させた「自営者養成農業高等学校」制度を発足させました。そして昭和39年、全国で本校を含む5つの学校が第一次指定校に指定されました。今は「農業経営者育成高等学校」に指定名を改称しておりますが、現在、全国に  校の同様の指定校があるのですが、3年間全寮制の指定条件を満たしているのは本校だけになってしまいました。
寮の全景を撮った写真がありますが、ここに体育館が揃えばもう立派な一つの学校のようです。寮の生徒たちは昼の学校と夜の学校と2つの学校に通っているようなものです。