平成16年度 事 業 報 告
1.会 議
1)総 会(評議員会)
本会事業を組織的、計画的、発展的に遂行するための最高議決機関として、年2回の通常総会(評議員会)と必要に応じて臨時総会(評議員会)を設けている。本年度は、2回の通常総会(評議員会)と1回の臨時総会(評議員会)を開催した。
第1回通常総会(評議員会)(16.6.26) 虎の門パストラル
[議 事]
@ 平成15年度事業報告
A 平成 15年度収支決算書
B 第53回全国高等学校PTA連合会大会兵庫大会収支決算報告
C 平成16年度役員選出
臨時総会(評議員会)(16.9.25) 熱海 ホテルニューアカオ
@ 会長選出地区の補充理事の選任について
第2回通常総会(評議員会)(17.2.11) 虎の門パストラル
@ 平成16年度一般会計収支補正予算案について
平成16年度賠償責任補償制度維持費収支補正予算案について
平成16年度子育て支援事業経費配分変更について
A 平成16年度決算中間報告について
B 平成17年度事業計画案について
C 平成17年度一般会計予算案について
平成17年度賠償責任補償制度維持費収支予算案について
D 平成19・20・21年度の全国大会開催地区・開催県の決定について
E 平成17年度主な年間行事計画案について
2)理 事 会
理事会は、会務を執行するための方針についての事項、総会に附議すべき事項、役員の選任についての事項、総会から委任された事項、暫定予算及び補正予算についての事項、諸規程に関する事項、他団体に関する事項、その他この法人の業務に必要と認めた事項について議決する。毎年6回会長が招集する。
第1回理事会(16.6.26) 虎の門パストラル
[議 事]
@ 平成16年度会長候補者の選任について
A 平成16年度副会長、専務理事、常務理事の指名について
B 平成16年度常置委員会の委員長の指名について
第2回理事会(16.7.19) 本部事務局
[議 事]
(報告事項)
@ 各委員会報告
A 各委員会の構成確認について
B 平成16年度加盟校数、会報購読校数報告
(協議事項)
@ 全国大会表彰者の選考について
A 理事補充について
B 全国大会分科会における担当理事の決定について
C 平成16年度理事会等の開催予定日について
D 事務局長人事について
E フリーター対策ビデオ作成の後援について
F 性感染症とエイズ啓発冊子発行について
G その他
第3回理事会(16.9.25) 熱海 ホテルニューアカオ
[議 事]
(報告事項)
@ 各委員会報告
(協議事項)
@ 事務局長就任の承認について
A 臨時総会について
B 全国大会開催地について
C 「子育て事業」会計の一部一般会計負担について
D 平成17年度補助事業について
E 文部科学省補助金について
第4回理事会(17.2.11)虎の門パストラル
[議 事]
@ 平成16年度一般会計収支補正予算案について
平成16年度賠償責任補償制度維持費収支補正予算案について
平成16年度子育て支援事業経費配分変更について
A 平成16年度決算中間報告について
B 平成17年度事業計画案について
C 平成17年度一般会計予算案について
平成17年度賠償責任補償制度維持費収支予算案について
D 平成19年度全国大会開催県の決定及び平成20・21年度開催地区の確認について
E 平成17年度年間行事計画案について
第5回理事会(17.5.15) 本部事務局
[議 事]
@ 大石監事辞任に伴う諸取り扱いについて
A 平成16年度事業報告
B 平成16年度決算報告
C 平成16年度監査報告
D その他の協議事項
・日当の廃止について
・18年度以降の子育て事業について
E 報告事項 各委員会
第6回理事会(17.6.25)虎の門パストラル
3)会長・事務局長会議
第1回会長・事務局長会議(16.9.25) 熱海 ホテルニューアカオ
[報告協議事項]
@ 香川大会実行委員会委員長御礼挨拶
A 各委員会報告
B 新事務局長の就任について
C 全国大会開催地について
D 平成17年度の補助事業について
E 文科省補助金について
F 本部事務局体制について
G 「子育て事業」会計の一部一般会計負担について
H 賠償責任保険に関わる解約問題
[講 話]
講 師 文部科学省生涯学習政策局 社会教育課長 竹 下 典 行 氏
講話題 「高等学校PTAに期待すること」〜最近の教育行政の動きを踏まえて〜
第2回会長・事務局長会議(17.2.12)虎の門パストラル
[報告協議事項]
@ 賠償責任補償制度について
A 単P収益事業に対する法人税の課税について
B スポーツ振興センター掛金の値上げについて
[講 演]
講 師 京都大学大学院医学研究科助教授 木 原 雅 子 氏
演 題 現代高校生の性意識−全国高校生の生活意識調査を踏まえ
2.高等学校PTA活動の質的向上に資する研究大会、講演会、研修会の開催
1)全国大会
高等学校PTA活動の質的向上を図るため、第54回全国高等学校PTA連合会大会香川大会が、8月19日(木)、20日(金)の2日間にわたり、香川県高松市において1万1千有余の参加のもとに開催された。我々はPTA活動を通して、次代を担う青少年の健やかな成長を願い、また時代の変化や社会の要請に的確に対応するため、学校・家庭・地域の懸け橋となるべく努力を重ねてきた。本大会ではメインテーマに、「愛と夢 つなごう心の懸け橋で」、サブテーマとして「心豊かで意欲と志をもった、次代を担う青少年の育成をめざして!」、を掲げて研究協議を行い、その充実・発展を期した。
分科会、記念講演、高校生による発表は、次のとおりである。
・<分科会>
第1分科会 高校教育とPTA 〜生きる力を培い、愛と夢を育む高校教育とPTA活動〜
第2分科会 進路指導とPTA 〜勤労観・職業観の確立とPTA活動〜
第3分科会 生徒指導とPTA 〜時代の潮流を見据えたPTA活動〜
第4分科会 家庭教育とPTA 〜健やかな心身を育む家庭教育とPTA活動〜
特別第1分科会 思春期の危機と対応
特別第2分科会 情報化社会における光と影
特別第3分科会 性に関わる諸問題とPTA 〜いのちを見つめる視点から〜
・<記念講演>
「いま、生きる力」 岡本太郎記念館館長 岡 本 敏 子 様
・<高校生による発表>
開会ファンファーレ 高松第一高等学校
オーケストラ 県立高松高等学校
拓心太鼓 県立農業経営高等学校
民謡 県立琴平高等学校
少林寺拳法 香川県高等学校体育連盟少林寺拳法専門部
2)地区大会(9地区)
各地区高等学校PTA活動を推進するために、各地区高等学校PTA会員が一堂に会して北海道から九州までの9地区で、6月から7月にかけて研究大会を開催した。
・北海道地区高等学校PTA連合会大会 釧路市 6月23日、24日、25日
・東北地区高等学校PTA連合会大会 盛岡市 7月1日、2日
・関東地区高等学校PTA連合会大会 横浜市 7月10日、11日
・東京地区高等学校PTA連合会大会 江東区 7月10日
・北信越地区高等学校PTA連合会大会 松本市 7月1日、2日
・東海地区高等学校PTA連合会大会 津市 6月16日
・近畿地区高等学校PTA連合会大会 奈良市 7月9日、10日
・中国・四国地区高等学校PTA連合会大会 松江市 7月8日、9日
・九州地区高等学校PTA連合会大会 福岡市 6月24日、25日 3.各委員会の活動概況
別掲(12〜17頁)各委員会報告を参照
4.青少年の健全育成生涯学習に資する調査、情報の収集及び提供
1)健全育成に資する調査、情報の収集及び提供
わが国の犯罪は、低年齢化・凶悪化が進んでいるとともに、犯罪が地方都市に拡大していく傾向が見られる。青少年の健全な育成を図る役割は一層重要さを増してきた。そこで、引き続き福祉医療機構や日本宝くじ協会の協力を仰いで、健全育成のための活動の充実を図った。
福祉医療機構助成金による「高校生の心身の健康を育む家庭教育の充実事業」については、3か年計画の2年目として引き続き取り組んだ。今年度も協力者委員会を設け、エイズを含む性感染症についての調査及び地区シンポジウムに取り組むとともに、調査報告書を作成して、関係団体、各連合会に配布した。親の立場からの、当該分野における初めての大規模調査ということで、保護者はもとより、社会からも大きな反響があった。国会、文科省、地方議会、都府県教育委員会、大学、学校、民間団体、個人等から多数の問い合わせと報告書の希望があった。
この報告書の内容は、読売新聞、産経新聞、各地方新聞、日本教育新聞、関西テレビ、熊本テレビ等の報道機関を通じて、全国に報道された。
これに伴うシンポジウムを、青森、神奈川、東京、福井、東京、京都の5カ所で開催した。
また、日本宝くじ協会の助成金による薬物乱用防止のためのパンフレット「うちの子に限って」の作成については、今年度も引き続き協力委員と提携して作成した。内容を全面的に改訂し、より親しみ易い冊子を目指した。幸いこのパンフレットは大変好評故、150万部の印刷となった。
2)生涯学習に資する調査、情報の収集及び提供
郷土(地域社会)の将来像、地域の伝統文化や伝統芸術、地場産業の振興等に取り組む活動等については、十分な活動ができなかった。
3)高校生の社会参加とボランティア活動の推進
各地域での高校生のボランティア活動は、年々活発になってきた。新潟県中越大震災では、地元の高校生はじめ全国から多くの高校生が現地入っての救援活動や募金活動に参加した。
これからの課題は、地域の中でPTAが主体となって、学校や高校生と協力して、どのようなボランティア活動を推進していくことができるか、である。
5.広報紙等の発行
1)「(社)全高P連会報」の発行
「(社)全高P連会報」は、調査広報委員会が編集・発行を担当し、調査広報委員企画による記事の他、本連合会の活動状況、各県高P連会報からの転載等を中心に、より多くの読者に親しまれる内容をめざして年4回作成し、各県連を通じて単位PTAに配布した。
16年度は、49号(10月15日)、50号(1月15日)、51号(4月15日)を発行し、さらに52号を7月15日に発行する予定である。
なお、調査広報委員会では、会報の発行回数に関してアンケート調査に基づいて検討した結果、17年度からは年3回発行が望ましいとの結論に達した。減った分については、ホームページの活用によって十分カバーできると判断した。
2)「事務局インフォーメイション」の発行
本連合会の諸活動、各委員会における調査研究結果、理事会や各委員会情報、国や関係団体に関する情報等について、本部事務局から各都道府県市PTA連合会事務局宛情報提供を月2回の割合で行った。これによって、各県連と本部との情報の共有化と共通理解が、一層深まってきた。
3)本部事務局及び各都道府県市PTA連合会事務局のネットワーク化の推進
ホームページの更新とeメールの活用によって、素早い情報の伝達や交換体制の確立に努め
てきた。その結果、ホームページの活用は、全高P外からもさまざまな情報をもたらした。また、各都道府県市高P連と全高Pとのeメール接続の拡大によって、情報交換が非常にスムーズに行われるようになった。
4)その他の広報について
・平成16年度総会資料 本部事務局
・第54回全国高等学校PTA連合会大会香川大会要項 同実行委員会
・第54回全国高等学校PTA連合会大会香川大会会報 同実行委員会
・平成16年度調査研究紀要 性に関わる諸問題とPTA 研修委員会
・「うちの子に限って・・・」薬物乱用防止はあなたが主役 健全育成委員会
・高校生の心身の健康を育む家庭教育の充実事業報告書 健全育成委員会
6.団体及び個人の表彰
第54回全国高等学校PTA連合会大会香川大会において、PTA活動で顕著な業績をあげた団体及び個人に表彰状を贈り顕彰を行った。また、本連合会の運営等に多大な貢献をした個人に表彰状を、全国大会開催の功労に対し個人、団体に特別感謝状を贈り、顕彰した。
・優良PTA文部科学大臣表彰(団体) 21
・第54回全国大会会長表彰(個人) 82
・第54回全国大会会長表彰(団体) 81
・平成16年度役員等表彰(個人) 51
・第53回全国大会開催功労(個人) 1
・第53回全国大会開催功労(団体) 2
7.その他 本連合会の目的を達成するために必要な事業
1)文部科学省・厚生労働省・内閣府関係
・平成16年8月18日 「地方分権時代における教育委員会のあり方について」への意見
(中教審宛)
・平成16年8月23日 藤井会長、中教審教育制度分科会公聴会で意見陳述
「地方分権時代における教育委員会の在り方について」
・平成16年9月1日 「少年非行防止法制の在り方について(中間報告)」への意見
(警察庁宛)
・平成16年9月10日 「児童生徒の問題行動対策重点プログラム(中間まとめ)」への意見(文科省宛)
・平成16年12月28日「自転車マナー向上のための広報啓発活動と交通取り締まりの強化」(内閣府宛)
・平成17年1月27日 藤井会長「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針見直
し検討会」委員に就任 (厚労省)
・平成17年3月18日 藤井会長「大学への早期入学及び高等学校・大学間の接続の改善に関する協議会」委員に就任 (文科省)
・平成17年3月23日「災害共済給付制度共済掛金についての要望」
(日本スポーツ振興センター宛)
・平成17年3月28日「子どもたちをエイズや性感染症から守るために」(要請書)
(文部科学大臣宛)
2)社会教育関係団体と情報交換及び必要に応じた連携活動
・平成17年3月23日 青少年育成国民会議総会・評議員会出席
・平成17年3月29日 財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター評議員会出席
3)後援・協賛名義及び協力要請等
・財団法人、社団法人関係では、全国交通安全教育普及協会をはじめとする18団体の理事・
評議員・委員に就任するとともに、全国工業高校校長会が主催したものづくりコンテスト等
29団体の事業に対して後援、協賛したほか、事業への協力要請に応じた。
4)新潟県中越大震災への義援金募集活動
平成16年10月23日、新潟県中越地方を震源に発生した地震は、小千谷市、長岡市、十日町市、川口町、山古志村及びその近辺の市町村を中心として多大な被害をもたらした。同地区には20数校の高校があり、倒壊はなかったものの、損壊した校舎もあり、また少なくとも住民の避難場所となったりして、数週間の休校を余儀なくされた。
全高P連は、被害に遭われた新潟県の高等学校、高校生及び教育関係機関に対し心からのお見舞い申しあげるともに、教育救援のための義援金の募集を行い、新潟県高P連に贈呈し、全高Pの義援金として直接教育現場の復旧などに活用してもらうことを決定した。
その結果、全国からの義援金額は、35,217,408円に達した。この義援金は、新潟県高等学校PTA連合会並びに新潟県特殊教育諸学校を通して、被害に遭われた全ての生徒の家庭に配付された。
以下に、新潟高P連会長、及び新潟県特殊教育諸学校長会会長からの礼状を記載する。
御 礼
平成17年2月2日
全国高等学校PTA連合会
会 長 藤 井 久 丈 様
新潟県高等学校PTA連合会
会 長 早 福 豊 新潟県中越大震災の義援金について(御礼)
平成16年10月23日に発生した新潟県中越大震災に対し、全国の高等学校PTA連合会は早々に加盟する各都道府県市高等学校PTA連合会に義援金の募金活動を呼びかけ、全国の高等学校PTA会員の皆様方より3,300万円を超える温かい義援金をいただき、ここに厚く御礼申し上げます。
また、年末でご多用のところ藤井会長様と渡邉事務局長様からは、義援金贈呈式に遠路新潟県庁までお越しいただき心から感謝申し上げます。
この度の中越大震災は、避難者約10万人、住宅損壊約9万棟、被害額約3兆円を超える大規模災害でありました。
高等学校では最大で31校、本県の4分の1の学校が臨時休校を余儀なくされるという非常事態になったとともに、住宅が全壊・半壊したPTA会員は1,200名を超えようとしております。
皆様からいただきました心温まる義援金は、就職・進学・進級等、教育費の支出が多くなるこの時期に、個々の学習環境が整備され、安心して高校生活を継続できるようにとの願いを込めて、震災被害の大きかった生徒たちに贈呈いたしました。
義援金を贈呈するに当たり、今回の全国高等学校PTA会員の皆様方の善意は、被災したPTA会員はもとより本県PTA全会員にも十分お伝えいたしました。
ここに謹んで御礼を申し上げご報告とさせていただきます。
御 礼
新潟県特殊教育諸学校長会会長 尾方 洸
(新潟県立高等養護学校長 2004.12.24付)
このたびの新潟県中越大震災に際しまして、心温まる義援金をいただき、誠にありがとうございました。謹んで御礼を申し上げます。
10月23日、午後5時56分、突然震度7の大地震が本県を襲いました。
幼い子どもや小学生を含む死者40人、負傷者およそ3,000人、住宅損壊約10万棟、美しい自然に恵まれた新潟県中越地方が一瞬にして壊滅的な被害を受け、無惨な姿に変わり果てました。
本県の特殊教育諸学校で学ぶ児童生徒約1,700人のうち、3割の児童生徒が激震地に住んでおり、大きな被害を被りました。住宅損壊は100棟を越え、損壊を免れた家も家具が倒れ家財道具が一面に散乱するなど散々たる有様になりました。また、自家用車やテント、体育館などの避難生活を余儀なくされた家庭が158世帯に上りました。幸い死傷者は出ませんでしたが、地震の恐怖から未だ抜けきれず、心的ケアの必要な児童生徒が多数出ております。中越地方にある特殊教育諸学校の中には、地域の避難所となり、職員自身が被害にあっている中で被災住民の支援に全力を尽くして頑張ったところもあります。
現在はどの学校も、被災した児童生徒が元気で学校生活を送ることができるように、心のケアをしながら教育活動の充実に努めております。しかし、雪が降り始め厳冬期を迎えようとしている今、被災した児童生徒の家庭の生活が心配されます。
このような状況下、思いもかけず、皆様から義援金をいただき、皆様のお気遣い、温かいお心に感謝の気持ちでいっぱいであります。義援金は被災した児童生徒の家庭にお渡しし、1日も早く元どおりの生活を送ることができるように支援したいと思います。
末筆ながら、義援金をお寄せくださいましたお一人お一人の皆様に深く感謝申し上げ、御礼の言葉といたします。
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