平成17年度 事業報告

1.会 議

(1) 総 会・評議員会
  本会事業を組織的、計画的、発展的に遂行するための最高議決機関として、年2回の通常総会・評議員会と、必要に応じて臨時総会・評議員会を設けている。本年度は、2回の通常総会・評議員会を開催した。
第1回通常総会・評議員会(17.6.25) 虎の門パストラル
[議 事]
@ 平成16年度事業報告
A 平成 16年度収支計算書
B 第54回全国高等学校PTA連合会大会香川大会収支決算報告
C 平成17年度役員選出
第2回通常総会・評議員会(18.2.11) 虎の門パストラル
@ 平成17年度決算中間報告について
A 平成17年度一般会計収支補正予算案について
平成17年度賠償責任補償制度維持費収支補正予算案について
B 平成18年度事業計画案について
C 平成18年度収支予算案について
D 平成22・23年度の全国大会開催地区・開催県について
E 平成18年度全高P連の主な年間行事計画案について
[講 演] 
  講演者 リクルート・キャリアガイダンス編集長  角 田 浩 子 氏
   演 題 「高校生と保護者の進路に関する意識調査」
    
(2) 理 事 会
  理事会は、会務を執行するための方針についての事項、総会に附議すべき事項、役員の選任についての事項、総会から委任された事項、暫定予算及び補正予算についての事項、諸規程に関する事項、他団体に関する事項、その他この法人の業務に必要と認めた事項について議決する。毎年6回会長が招集する。
第1回理事会(17.6.25) 虎の門パストラル
[議 事]
@ 平成17年度会長候補者の選任について
A 平成17年度副会長、専務理事、常務理事の指名について
B 平成17年度常置委員会の委員長の指名について
C 各委員会の構成確認と委員の選出
D 顧問、相談役の決定
第2回理事会(17.7.18) 本部事務局
[議 事]
@ 全国大会長野大会表彰者の選考について
A 長野大会宣言文について
B 全国大会分科会における担当理事の決定について

C 長野大会行事予定について
D 賠償責任補償制度運営委員会委員の選任について
E 9月第1回会長・事務局長会議について
F 独立行政法人福祉医療機構助成事業の継続問題について
G 進路に関するリクルートとの合同調査について
(報告事項)
@ 各委員会報告
A ペイオフ対策について
B 保険業法の1部改正について
第3回理事会(17.9.17) 熱海 後楽園ホテル
[議 事]
@ 全国大会開催地について
A 平成17年度補助事業について
B 各委員会報告
C ペイオフ対策について
D 保険業法の1部改正について
第4回理事会(18.2.11)虎の門パストラル
[議 事]
@ 平成17年度決算中間報告について
A 平成17年度一般会計収支補正予算案について
平成17年度賠償責任補償制度維持費収支補正予算案について
B 平成18年度事業計画案について
C 平成18年度予算案について
D 平成22年度・23年度全国大会開催地区開催県の確認について
E 平成18年度全高P連の主な年間行事予定について
F 会計規定の制定について
G ペイオフ対策について
(報告事項)
@ 平成17年度全国大会長野大会事業報告について
A 平成18年度全国大会秋田大会について
B 平成19年度全国大会埼玉大会の開催計画について
C 保険業法の改正について
D 各委員会報告
第5回理事会(18.5.7) 本部事務局
[議 事]
@ 平成17年度事業報告
A 平成17年度決算報告
B 平成17年度事業及び会計監査報告
C 3+1ない運動について
D 全高P連の定款の正式名称 「ピーティエー」 → 「PTA」への変更について
E 文科省委託事業について
F 新規高等学校卒業予定者に対する雇用促進について(要請書)
G 保険業法施行後の各県安全互助会の動向
H 各委員会報告
第6回理事会(18.6.24) お茶の水 ガーデンパレス

(3) 全国会長・事務局長会議
第1回全国会長・事務局長会議(17.9.17/18) 熱海 後楽園ホテル
[報告協議事項]
@ 全国大会開催地について
A 本年度全国大会長野大会の結果報告、次年度秋田大会の進捗状況について
B 各種補助事業について
C 各委員会報告
D 賠償責任補償制度保険の運営について
E 保険業法の一部改正について
[講 話]
講 師  文部科学省生涯学習政策局長  田 中 壮 一 郎 氏
講話題  「画一から自立と創造へ」〜地域に根ざした教育改革の推進を〜
[事務連絡]
  文部科学省生涯学習政策局社会教育課地域学習活動推進室係長
                           平 田 秀 一 氏
        「保険業法等の一部を改正する法律について」
[消費者出前講座]
   講 師  (社)全国消費者生活相談員協会  柳 川 淑 子 氏
   演 題  「携帯電話・パソコンとインターネットトラブル」
第2回全国会長・事務局長会議(18.2.12)虎の門パストラル
[報告協議事項]
@ 保険業法改正について
  A 各種委員会報告
[講 演] 
    講演者 京都大学大学院医学研究科 助教授  木 原 雅 子 氏
    演 題 健全な親子関係の育成に向けて
−全国高校生及び保護者の生活意識調査を踏まえて−
      
2.高等学校PTA活動の質的向上に資する研究大会、講演会、研修会の開催
(1)全国大会
子どもたちの健全育成、PTA活動の質的向上及び情報の共有化を図るため、第55回全国高等学校PTA連合会大会長野大会が、8月26日(金)〜28日(日)の3日間にわたり、1万有余人の参加者を得て、長野市ビッグハット(オリンピック記念アリーナ)をメイン会場として開催された。
   私たちは、国際化・情報化が進み価値観がますます多様化し、先行き不透明なこの時代にあっても、子どもたちの中にその力強い成長の糧となるべき「ゆめ」や「希望」がしっかりと育まれることを願っている。大会では、メインテーマに「 自立と共生 」―輝く未来の主役たちのために―、サブテーマに「・ささえよう、我が子の夢と希望 ・耕そう、家庭と地域の教育力 ・見つめよう、若い芽の優しさ、たくましさ」を揚げて、研究協議を行った。
また、分科会、記念講演、高校生による発表は、次のとおりであった。
  ・分科会テーマ
   第1分科会 高校教育とPTA−夢や希望の持てる学校教育とPTA−
第2分科会 進路指導とPTA−社会観・人間観・勤労観を育む進路指導−
第3分科会 生徒指導とPTA−子どもの夢をささえるPTA活動−
第4分科会 家庭教育とPTA −確認しよう、私たちの役割を−
特別第1分科会 完全学校週5日制とPTA −土曜日の有効利用を中心に−
特別第2分科会 国際化時代とPTA−国際社会に貢献する若者を育む−
特別第3分科会 情報化社会とPTA−インターネット・携帯電話の有効的な利用法−
   ・<記念講演>
「野原の奥、科学の先」〜創造性を育む〜
   信州大学工学部教授  遠 藤 守 信 氏
・<高校生による発表>
開会ファンファーレ        長野市高等学校吹奏楽選抜ファンファーレ隊
アトラクション          長野県長野西高等学校バトン班BRISKLYS
  長野県中野西高等学校ウインドアンサンブル
   「ふるさと信州を歌う」       諏訪地区高校生太鼓グループ 
                    長野県高等学校文化連盟合唱専門部
                    長野県高等学校選抜オーケストラ
                    長野県長野高等学校放送部 
(2)地区大会(9地区)
各地区高等学校PTA活動を推進するために、各地区高等学校PTA会員が一堂に会して北海道から九州までの9地区で、6月から7月にかけて研究大会を開催した。
・北海道地区高等学校PTA連合会大会 小樽市 6月22日、23日、24日
・東北地区高等学校PTA連合会大会 仙台市 7月7日、8日
・関東地区高等学校PTA連合会大会 宇都宮市 7月6日、7日、8日
・東京地区高等学校PTA連合会大会 中央区 7月9日
・北信越地区高等学校PTA連合会大会 福井市 7月8日、9日
・東海地区高等学校PTA連合会大会 静岡市 6月16日
・近畿地区高等学校PTA連合会大会 大阪市 7月8日、9日
・中国・四国地区高等学校PTA連合会大会 高知市 7月7日、8日
・九州地区高等学校PTA連合会大会 宮崎市 6月23日、24日

3.各委員会の活動概況
     別掲(11〜18頁)各委員会報告を参照

4.青少年の健全育成に資する調査研究と啓発活動
(1)文部科学省補助事業による調査研究及び研究会の開催
 高校生の健全育成の視点から、本年度は、「情報化社会とPTA」を全国9地区の共通テーマとして調査研究を行ない、研究会やシンポジウムを開催した。それらを全国大会長野大会特別第3分科会に集約し、紀要としてまとめた。 
(2)独立行政法人福祉医療機構補助事業による「子育て支援事業」の実施
 事業名:高校生の心身の健康を育む家庭教育の充実事業
 子どもの心が解らない、子どもとコミュニケーションが成り立たないと悩む親が増えている。親子の間に信頼の絆を育てるためには、まず親が今の子どもたちの考えや思いをきちんと把握することが必要である。本連合会は、15年度から3カ年計画で、高校生にとっての携帯電話やインターネット、これまで避けられてきた性や性感染、エイズ、麻薬等まで踏み込み、それらに対する高校生の意識や実態を調べてきた。
17年度はそれを基に、健全な親子関係のあり方を探り、家庭の果たすべき役割を見直し、
「健全な親子関係を育成する」ことを調査研究のテーマとした。その調査結果を基に、全国5地区で健全な親子関係のあり方に関するシンポジウムを開催した。各会場とも、保護者、教師、教育関係者等の参加者からは、大変好評であった。
また、この調査およびシンポジウムの結果を報告書にまとめるとともに、2月の全国会長・事務局長会議で発表した。この調査結果はマスコミや内閣委員会でも取り上げられ、関係機関はもとより、個人や団体から問い合わせと資料請求があり、改めて、子どもたちの日常生活や親子関係の在り方に関する世間の関心の高さ、不安の強さが感じられた。 
(3)財団法人日本宝くじ協会助成事業による「薬物乱用防止パンフレット」の発行
 17年度も薬物乱用防止に関する保護者向け啓発冊子として、150万部発行した。発行を始めてからすでに7年目になるが、ますます好評で、追加注文がくるほどである。本来は新入学生の保護者向けであるが、生徒の授業でも副教材として活用している学校もあるようだ。
若年層、特に高校生を中心として薬物乱用事犯が相変わらず衰えを見せず、憂慮すべき事態が続いている。学校は、毎年、高校生も保護者も1/3ずつ入れ替わる。それ故、この冊子を継続的に作成、配布し、高校生及び保護者に対する薬物に関する意識を啓発していくことは、大変重要である。
(4)第2回「高校生と保護者の進路に関する意識調査」の実施
 本連合会と株式会社リクルートとの共同による第2回「高校生と保護者の進路に関する意識調査」を行った。雇用形態の変容と労働観の変化、無業者増加をはじめ、若者への職業観育成指導はいま日本が取り組むべき大きな課題である。学校や行政はむろんであるが、高校生にとって最も身近な大人である「保護者」ができることは何であろうか。進路に関する親と子のコミュニケーションのあり方と保護者ができる高校生へのより良い進路選択へのサポートを探るために、この意識調査を2003年に続いて実施した。この調査結果を報告書としてまとめ、全国の会員へ配布した。
(5)高校生の社会参加とボランティア活動の推進
  完全学校週5日制実施による高校生の自由時間増大の中で、これをどのように受け止め、高校生の健全育成のために、いかにして充実した高校生活に結びつけていくか、保護者として、PTAとして極めて重要な問題である。
 現在までのところ、本会としてボランティア活動に組織的、計画的な取り組みは行っていない。今後の重要な課題である。

5.青少年の国際交流
本連合会の国際交流に関する活動をより活性化するため、17年度第55回全国高等学校PTA連合会大会長野大会特別第2分科会において、「国際化時代とPTA」〜国際社会に貢献する若者を育む〜をテーマとして研究協議を行った。
本連合会では、現在、10数県の県高P連が主催あるいは共催等の形式で国際交流派遣事業を行っている。本会は、後援の形で参加しているが、独自の具体的実践までには至っていない。

6.広報活動の充実
(1)「社団法人全国高等学校PTA連合会会報」の発行
17年度より、4月、9月、12月の年3回の発行となった。回数的には減ったが、ホームページを充実することによって、より速報性、広域性、双方向性を図った。会報では、各委員会活動や調査研究内容、あるいは総会、会長・事務局長会議、全国大会、地方大会の報告、あるいは各都道府県市連合会が抱える問題、全国的に話題となっている事柄を紹介した。
また、会報をホームページにもほぼ同時に掲載することによって、より広く、より速い、情報の共有化を図った。それでは会報を有料で取る意味はなくなるのではないか、との議論もあったが、会報とホームページは対で一体となるとの認識でこのような形となった。
(2)ホームページの活性化
16年度末よりホームページの活性化を図り、ホームページのもつ速報性、広域性、あるいは双方向性等の特徴を生かしたホームページを目指した。まず、全高P連のホームページに関心を持ってもらうため、毎月、全国各県連のPTA活動をトップページで紹介してきた。幸いこの企画は好評である故、18年度にも継続していく。その他、事業計画・報告、ニュース・お知らせ、PTA新聞等を掲載し、順次更新している。また、各県高P連のホームページとのリンクも進んでいる。現在、本会ホームページへのアクセス数は、年間約14600件、1日平均40件である。
今後、ホームページに関する明確なコンセプトを確立し、組織的、計画的な運営を行うために、ホームページ委員会等の組織が望まれる。
なお、17年度内に、2県市を除き、すべての都道府県市連と本部とがメールで接続されたので、
情報の共有化が一段と高まった。
(3) (社)全高P連事務局インフォメーションの発行
  平成17年度も、「事務局インフォメーション」により、本連合会の行事予定、活動状況、事務局のお知らせ、関連官庁等に関する情報や資料等を、広報誌やホームページと有機的に関連付けながら月2回の割合で提供し、会員間の共通理解と情報の共有化に努めた。
(4)その他の広報について
  ・平成17年度総会資料                 本部事務局
  ・第55回全国高等学校PTA連合会大会長野大会要項   長野大会実行委員会
  ・第55回全国高等学校PTA連合会大会長野大会会報   長野大会実行委員会
  ・平成17度調査研究紀要 情報化社会とPTA      研修委員会
  ・「うちの子に限って・・・」薬物乱用防止はあなたが主役 健全育成委員会
  ・高校生の心身の健康を育む家庭教育の充実事業報告書  健全育成委員会
  ・「高校生と保護者の進路に関する意識調査」       進路対策委員会
7.団体及び個人の表彰
第55回全国高等学校PTA連合会大会長野大会において、PTA活動で顕著な業績をあげた団体及び個人に表彰状を贈り顕彰を行った。また、本連合会の運営等に多大な貢献をした個人に表彰状を、全国大会開催の功労に対し個人、団体に特別感謝状を贈り、顕彰した。
   ・優良PTA文部科学大臣表彰(団体)        25
   ・第55回全国大会会長表彰(個人)          81
   ・第55回全国大会会長表彰(団体)          87
   ・平成17年度役員等表彰(個人)           36
   ・第54回全国大会開催功労(個人)          1
   ・第54回全国大会開催功労(団体)          2

8.その他 本連合会の目的を達成するために行った事項
1)文部科学省・厚生労働省・内閣府・入試センター関係
@ 意見書・要請書
 ・平成17年7月1日 「新規高等学校卒業予定者に対する雇用促進について」(お願い)
 (文部科学省及び厚生労働省宛)
 ・平成17年7月28日「今後の我が国の義務教育の在り方について」への意見
 (藤井会長、中教審義務教育特別部会公聴会で意見陳述)
 ・平成18年1月16日「保険業法の一部改正する法律について」の意見(金融庁宛)
 ・平成18年3月2日 「高等学校PTA安全互助事業の保険業法一部改正からの適用除外要請」
 (内閣府特命担当大臣・金融経済財政政策担当大臣宛)
A 会長が委嘱された各種委員
  ・大学への早期入学及び高等学校・大学間の接続の改善に関する協議(文部科学省)
  ・大学入学書選抜方法の改善に関する協議(文部科学省)
  ・後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針見直し検討会(厚生労働省)
  ・大学入試センター試験に関する懇談会(大学入試センター)
  ・世界エイズデー・シンポジウム(文部科学省)
  ・キャリア・スタート・ウイーク会議(文部科学省)
  ・早寝早起き朝ご飯運動会議(文部科学省)
2)社会教育関係団体と情報交換及び必要に応じた連携活動
 ・社会教育団体振興協議会委員
 ・青少年育成国民会議評議員
 ・全国高等学校体育連盟理事
 ・日本教育会理事
 ・日本交通安全教育普及協会評議員
 ・日本修学旅行協会評議員
 ・エネルギー環境教育情報センター運営委員会委員
 ・麻薬・覚せい剤乱用防止センター評議員
 ・スポーツ安全協会評議員
 ・日本学校保健会評議員


資料(PDF)

大会宣言文(2005.06.25)
新規高等学校卒業予定者に対する雇用促進について(お願い)(2005/07/01)
中教審義務教育意見書(「今後の我が国の義務教育の在り方について」への意見)(2005/07/28)
保険業法の一部を改正する法律についての意見(2006/01/16)
高等学校PTA安全互助会事業の保険業法一部改正からの適用除外要請(2006/02/21)